朝から春めいていい陽気、友人のお母様から頂いたお着物を着てみたいと思い
せっかくだからどこか散歩してこよう〜、と思っていたら
「お天気もいいし、あまり混んでいないところへお出かけしない?」とのナイスタイミングなお誘い!
ずっと行きたかった「日本民藝館」へ。
深澤直人氏の館長就任のニュースを聞いていましたし、自分の仕事やいろいろなことの原点を
振り返るのにいい場所だろうと、ずっと行きたかったのです。
特別展「日本の漆 ー南部・秀衝・浄法寺を中心にー」の会期中でした。
東京国立博物館で「漆」の展覧会なら、もっと技術の粋を集めた、蒔絵や螺鈿、繊細な塗りが並ぶのでしょうけれど
そこは「日本民芸館」らしく、親しみの持てる温かい器を、生活の中のような陳列で見ることができて
なんだかホッとしました。
漆と言えば最近根津美術館で見た「柴田是真」
超一流の技術、天才の尖った才能を見るのも勉強ですが、
いろいろなものを見ることで「均衡」をとるのって、精神的に必要だと、思いました。
こんな渋い場所に付き合って下さった方に感謝!頂き物のおきもので人生初訪問着なんです〜、
と言ったら写真をたくさん撮って下さって^^ありがとうございます。
