2013年08月05日

「接客」って、本当にむずかしい・・・

どうということない、雑感です。長いなあ。すみません、どうでも良さげな内容なのに長文です。

接客について、三件のお店でいろいろ考えちゃいました。

あるお店の看板犬(むいぐるみです)
DSC00573_1.JPG

今日は納品&仕入れで出かけて、ついでにちょろちょろと私用の買い物とか、休憩のお茶とか。
会社員の皆さん、ごめんなさい。収入は少ない代わりに、フレキシブルな時間?(そして時間単価は低い)を得ています。

<一件目>
某老舗デパートで、いつも買っているフレグランスを買いました。あまりつけないし、私には高価なので
3年に一度くらいしか買いませんが、気に入ってリピート買いをしている銘柄があり
そのブランドで、べつのラインの香りも試してみたりして、購入しました。

実は私はその某老舗デパートがあまり好きではない、だって店員さんがプロじゃないんだもん。
商品を探して質問しても滅多に即答してくれないし、たらい回しにされてイヤな思いを何度かした経験あり。
ですが、このフレグランスは東側界隈だとこのデパートにしか入っていないのでやむを得ず。

ところがさすがに「フレグランス」を売っている店員さん、もちろん百貨店の人ではなく販売元からの派遣でしょうけれど
若い女性でしたが優雅でした。商品の勧め方とか、丁寧に調べてくれたりとか、
仕草も優雅で、こちらまで優雅な気持ちに。ちょっと得した気分。

<二件目>
ほうじ茶の氷を食べに、別のデパートに入っているお茶屋さんのイートインへ。
氷、美味しかったです。
この日本茶のイートイン、小さくて地味ですが
10年以上昔からテナントとして入っていて、休日は滅多に入れない人気ぶり。

webサイトから画像拝借*すみません
cafe.summer.jpg

昔からの疑問。それは「なぜ????@_@」と不思議なくらいお茶を入れる方々のホスピタリティが高い。

彼らは高待遇とも思えないし、立ち仕事&水仕事だし、カウンター内でいつも見られて落ち着かないだろうし
客は結構わがままだし(観光客とか、混んでいるのに平然と話し込むおばさまとか、頑固な老齢の男性とか)

お茶も美味しいのですが、この出色のホスピタリティ故に十年以上ここのテナントに入っているのだろうな
と、もはや塗装が剥げて来ていい味になって来たカンンターや、使い込んだ茶器を見ながら思いました。

<三件目>
目下靴を購入予定、よく買う靴屋さんが、地元に唯一あるシティホテルのショッピングアーケードにある。
ノーブランドだけど履きやすい靴があるのでよく買っていたので、
以前の店員さんには顔を覚えられてしまっていた(それはそれでちょっとイヤ)

店員さんが変わっていて、物色していると話しかけるので、「旅行でガシガシ歩くので、コンフォートっぽいのが欲しい」
と話しをしていて、お勧めされるのが
・・・それ、お地味ですよね?を通り越して、そのデザインはこの辺のおばあちゃまがお好きな感じ?むーん。

お断りし続けるのが面倒になったのと、若干「ムッとした」ので、そのまま出て来ちゃいました。
うっかり買わずにすんでよかった、だってAmazonでCAMPERのカワイイデザインのが安くなっていたんだもん♪

ここは完全に「おススメ」の見極めを間違ったのね?というか、店員さんとのセンスの相性?
前の人は私が好きそうなデザインを次々出してくるので、いつもうっかり買うはめになったのだ・・・
ちなみに、今日はそのお店で買った靴を履いておりました・・・

そんなこんなで、接客は本当にむずかしいし、お客さんを掴むも逃すも「人対人」の心地よさ、なんですよね。
「心地よさ」はウソっぽいと、すぐに伝わるので、これまた怖い。
そして、今は「人がイヤ」と思ったら、webshopという強力なライバルが!!!

私も本当に苦手ですが接客仕事をする機会も多い、本当にむずかしい(反省)
posted by にびいろ at 22:48| Comment(0) | 日記

彫金 アトリエNOBUさんの帯留を呉服店さんで

このところしばしば展示会などでご一緒させていただいていた、彫金作家芝原伸子〜アトリエNOBU〜さん

作品を数点、日本橋室町にお店のある呉服店さんの8月の販売会に加えていただくことになりました。

花+雫帯藍イメージ補正.jpg

5点_1補正.jpg


<お取り扱い頂くお店 概要>
日本橋 谷屋
東京都中央区日本橋室町1-8-7 
エバー室町ビルB1

*** 営業時間
午前11時〜午後7時
定休日
火曜・祝日(他に夏期・年末年始・臨時休業あり)

*** 交通
東京メトロ銀座線・半蔵門線 「三越前駅」 B6出口2分
東京メトロ東西線・都営浅草線 「日本橋駅」 B10出口5分(エレベーターはB12出口


*** 企画 ***
「秋分の会」特別企画
素材いろいろ展 8/7 〜 12


着物そのものとちょっと離れて、着物周りの珍しい素材を扱う作家さんの作品をご紹介

*「キリム」コレクション  トルコの伝統的織物 インテリア、バッグ、小物等
*「ラフィア」コースター  椰子の葉を乾燥させて繊維として手編みして作るコースター (コレカワイイ♪欲しい!)
*「山葡萄」バッグ     山葡萄の蔓で編んだかごバッグは、着物好きなら憧れの品の方も多いはず、私もです(限定お買い得)

そして 
*「彫金」帯留と真田紐(三分)〜♪ 
芝原さんの作品のうち、お店のお客様のお好みに合いそうな、小さめ上品で、夏のイメージのモチーフをお願いしました。
グラスオニオンの一条さんとのコラボ品も・・・そもそもこの作品を私が身に付けていたことからお話が・・・。


++++ 日本橋 谷屋さん

ビルの地下へ入るので、とーっても入りにくいです(笑)
が、お店の方のスタンスはとてもフランクで丁寧ですし、お手入れのみの相談も快く乗ってくれます。
重鎮の専務さまが、時々袴姿でいらっしゃいますので
そのお姿におめにかかれればラッキー、これぞ日本男児、貫禄です!物腰柔らかな方なので、怖くありません(笑)

この会社の本社は千葉の老舗の呉服店さんですが、「貝紫」という貴重な染料で染めた商品を
開発、製造しているメーカーさんでもあるのです。

メーカーさんでもある呉服店さんですから、作り手への理解がとても深く、
そして、作り手とともにオリジナルの商品を開発することを得意とされています。
新之助上布も年1度の販売会に数点出していただいていますが、まだオリジナルをご一緒に出来るまでには至っていないんですよね〜。

谷屋さまオリジナル新之助上布が出来ることを目標にしつつ。

まあ、鈍色舎のオリジナルを、僅かですか扱っていただいたりもしてるのです。


+++お店の紹介が長くなりましたが

「インディーズ/クリエイターズ」仲間の

アトリエNOBUさんの作品が、
呉服の聖地日本橋の老舗の、

お着物好きのお客様にどう受け入れられるのか?

ハラハラしつつ、とてもワクワクしています!!!




posted by にびいろ at 00:24| Comment(0) | 活動/取り組中