2013年06月19日

浴衣を着たくなる、下町の夏を迎えるお祭り

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7月になると、この辺は「地味だけど風情のある」お祭りが次々と。

6、7月と11、12月 はお祭りシーズンですね。

まずはメジャー級の「入谷あさがお祭り」

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畏れ入谷の鬼子母神様の朝顔市として有名なこのお祭りは、深夜、早朝から(朝顔だから)なので言問通りが交通止めになるほど。
かなりの人で賑わいます。若い人も多いので、「今年の若者浴衣」をチェックするのに最適!
朝顔は一鉢けっこうなお値段なのだけど、なんとなく見ていると欲しくなります。

もうひとつ、浅草寺の四万四千日 ほおづき市も翌週くらいに。なぜかほおづき市は毎年雨になるような・・・
しっとりぬれた浅草寺の赤いほおづきも色彩的にインパクトがあるんですけどね。

そして、小野照先神社の大祓

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茅の輪くぐりと富士(塚)登山、そしてキキョウなど花の鉢をくれます。
この富士塚がけっこうおおきいので、登るのが楽しいのですが、浴衣、下駄でいくと足下がちょっと危ないかも。
人形(ひとがた 紙で出来た人の形をしたもの)をもっていくと、お祓いをしてくれます。

合羽橋七夕祭り 

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合羽橋商店街は、合羽橋通り(厨房道具の専門店が並びます)と交差する
そんなに道幅は広くない商店街ですが、距離が長いんです。地元のお肉屋さんとか、八百屋さんとか、乾物屋さんとか(ここは知る人ぞ知る乾物店全国の乾物がいろいろあって楽しい)、普通の商店街です。徐々に人も少なく高齢化して、少しずつ閉店の店舗が出てきましたが
まだココの商店街は「生きて」います。

ココの七夕祭りはけっこう気合いが入っています。ぶらっと見に行くといろいろ楽しい。
地元の小学生の鼓笛隊のパレードとか、おわら風の盆保存会のひとたちの風の盆が夕暮れ時に通るので、それを見るのが好き。

現代の生活から、ちょっと時空がずれたような感覚になれるこんなお祭り。おしゃれでも何でもないところも下町ならではの魅力なのです。
こういうときにこそ、浴衣が着たくなります。



posted by にびいろ at 23:02| Comment(0) | 下町の風情