2013年06月15日

東京国立博物館 特別展 和洋の書 と三井記念美術館 河鍋暁斉

東京国立博物館は、ナショナルギャラリーだけあって本当に贅沢なプログラムが目白押しです。

昨日の日記に引き続き「書」がテーマ
台東区には台東区立書道博物館、という粋な博物館があります。ここ穴場です、ちなみにお向かいに「子規庵」があります。生前の正岡子規が過ごした住まいを、小さな記念館として残しています。

さて、7月13日からの東京国立博物館 特別展は
「和洋の書」

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私は書道を習ったことがほとんどない(半年くらいひらがなを習ったことが・・・)ので書を見るのは好きですが知識はありません。
すごいなーとかきれいだなーとか思って観るだけです。

ですが、書には「料紙」(書道を彩るための装飾が施された紙)が付きもので、私の興味はそちらが主です。

本阿弥光悦の、嵯峨本なんかは垂涎ものです。
白の美、と言われますが
白い紙にうっすらと白く光る「雲母」で摺った装飾は本当に美しいです。

割と地味なので、混んでいないだろうと予想していますが
意外に、書を習っている人が押し寄せるかも。

早い時間を狙います。

もう一つ気になる展覧会は
三井記念美術館が現在公開中
「河鍋暁斉の能・狂言画」展

河鍋暁齋は、独特の綿密な計算に基づいた構図やグロテスクさが特徴的な江戸の絵師(浮世絵)です。
能・狂言をテーマにした暁斉の版画、興味深いです。
posted by にびいろ at 22:41| Comment(0) | 日本のこと